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灯油の保管期限と正しい保管方法について解説!灯油を長持ちさせる秘訣もご紹介

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冬場になると灯油をポリタンクで室内に保管している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。灯油は消防法上「危険物」に該当します。扱いを間違えると火災の原因にもなりますので、正しく保管しましょう。

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灯油の保管期限

そもそも灯油に保管期限はあるのでしょうか。結論から言うと灯油は使用期限が定められていません。しかし、保管状態によって灯油は劣化し、使用期限を迎えてしまいます。灯油は日光、紫外線、空気、温度、水分の五つが原因で変質する物質だからです。それでは詳しく見ていきましょう。

日光

灯油は直射日光や紫外線に弱い物質です。灯油入りの容器を直射日光が当たる場所で保管していると、紫外線のほか、温度などが原因で劣化してしまいます。

温度

気温差が激しい場所や高温になりやすい場所で、灯油入りの容器を保管するのも劣化する原因です。気温差が激しいと結露が発生して水滴が灯油に混入しますし、高温の場所は灯油を酸化させてしまいます。

水分

灯油に水が混入しやすいケースは結露だけではありません。灯油入りの容器を雨に当たる場所へ置いている、容器のフタをきちんと締めないで屋外へ保管すると、水が混入するリスクが高まります。

空気

容器の中の灯油が半分など満タンにしていない場合も要注意です。容器内の空気が灯油を酸化させ、劣化させます。

その他

灯油が入っている容器の中にゴミなどが入る、軽油やガソリンが混入するのも劣化する原因です。もし、古い劣化した灯油を使用した場合、正常燃焼せずに点火や消火不良を起こし、石油ストーブ、ファンヒーターのトラブルの原因になります。

危険ですので、劣化した灯油を使用しないようにしましょう。

劣化した灯油の見分け方

劣化した灯油を見分ける方法は色と香りになります。薄黄色になっている・酸っぱいにおいがするなど異変を感じたら使用を停止しましょう。また、ポリタンクではわかりにくいかもしれませんが、水やゴミが溜まっているかも確認してください。

水が混入している場合、灯油とは混ざり合わないため二層に分離されます。灯油はできるだけ1シーズンで使い切るように心がけましょう。

灯油の保管場所

上記で述べた通り、灯油の保管場所によって灯油の劣化が早まってしまう可能性があります。灯油を保管する場合、直射日光が当たらず高温や多湿にならない室内がおすすめです。

ただ、室内で保管できない場合があります。その場合は、倉庫や物置など、日が当たらず風雨に曝されない場所に保管しましょう。ベランダなど、日航の当たる場所、雨風に曝される場所は極力避けるようにしてください。

また、戸建ての方は屋外に灯油のホームタンクを設置している方が多いとは思いますが、室内で保管する場合、灯油は専用のポリタンクや一斗缶や金属製のタンクで保管しましょう。ポリタンクを使用する場合、ポリタンクは劣化してしまいますので5年で買い替えることをおすすめしております。

キャンプなど灯油を移動先で使用する場合も専用の携行缶を使用してください。決してペットボトルなどで運ぶのは避けましょう。現在は災害時用の灯油も販売されております。

灯油缶を探す

まとめ

「保管状態さえ良ければ来シーズンも使用できる」という意見もありますが、灯油が腐敗しているかどうかの判断は非常に難しいです。

もし、判断できない場合は、事故や故障を防ぐためにも使用しない方が安全だと言えます。灯油が高騰している昨今、安いときに買いだめしたい気持ちはわかりますが、私たちは1シーズンで使い切ることをおすすめしております。

灯油が変質しないよう、正しい保管方法をとり、使用方法を守って使用しましょう。

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