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電気代を抑えたい。おすすめの冷蔵庫の節電方法を解説

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突然ですが、冷蔵庫の無いご家庭はあるでしょうか。おそらく100人に尋ねたら99人はあると答えるのではないでしょうか。

この冷蔵庫ですが常に稼働しているため、電力の消費が気になるところだと思います。そこで、今回は冷蔵庫の節電について説明したいと思います。

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冷蔵庫の電気代

毎日の生活に絶対に欠かすことのできない冷蔵庫ですが、他の電化製品とは違い今だけ電源OFFにしようなんて絶対にできませんよね。

冷蔵庫は家庭内の電化製品の中で最も電気代がかかる家電の1つです。電気代のうち冷蔵庫の電気代が占める割合を見てみると、全体の14.2%も冷蔵庫が占めています。

例えば1万円の電気代であれば、1,420円が冷蔵庫による電気代になるんです。そんな冷蔵庫は24時間365日常時働いてもらわないといけない家電ということもあり、どうしても電気代がかかってしまいます。

ただ逆にいえば、冷蔵庫は使い方のポイントを押さえて賢く使えば全体の消費電力をだいぶ抑え、節電することができます。

もちろん、節電した分は電気代の削減にもつながり一石二鳥。ここでは日々の生活の中で欠かすことのできない冷蔵庫の適切な使い方のポイントをご紹介したいと思います。

そんなこと言われなくても知ってる、聞いたことあるという内容も含まれているかもしれませんが、全て実践できているという方も少ないと思いますので、改めてご紹介します。

本記事内における各種数値は、特に本文内で記載のない限り以下のサイトを参照しています。

※資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

冷蔵庫の節電 8つのポイント

設定温度を適切に

冷蔵庫の節電の中で一番重要なのは設定温度。室温に合わせて調整するのが基本で、夏は「中」、冬は「弱」に設定しましょう。

例えば1年中の設定温度を「強」から「中」にした場合(周囲温度22℃)、それだけで年間約1,670円の節約になると言われています。ただし室内温度などの条件はさまざまですので、食品の傷みにはご注意ください。

設定温度はなるべく「中」に

壁から適切な間隔で設置

冷蔵庫を壁から離して設置して放熱スペースを確保するだけでも節電に効果があります。目安としては5cm以上間隔を離して置くことを意識してみましょう。

適切な放熱スペースを作ると、年間約1,220円の節約になると言われてます。(※上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合の比較)

ものを詰め込みすぎない

詰めこみ過ぎはやめましょう。

ずっと前に食べ残した食品が冷蔵庫の奥で眠っていませんか。また常温で保存できるものを冷蔵庫に入れていませんか。

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎてしまうと、庫内の冷気の循環が悪くなってしまい、冷蔵庫内が均一に冷えなくなります。

また詰め込みすぎは次で説明する「無駄な開閉はしない」や「開けている時間を短く」にもつながり、欲しいものを探すのに時間がかかったりして開閉時間が長くなりその分電気代が掛かってしまいます。

最近の冷蔵庫だと長く扉を開いていると警告音がなる場合があります。とりあえず冷蔵庫へは絶対にやめましょう。詰め込んだ場合と半分にした場合を比較すると、年間約1,180円の節約につながるようです。

ただし、冷凍庫に関しては、隙間なく詰め込んだ方が冷却効果が上がるようです。凍った食品同士が保冷剤の働きをすることによって、温度上昇を防ぐことができ、保冷機能を無駄に活用せずに済むため、節約につながるようです。

「冷蔵庫」は詰めこみ過ぎず、「冷凍庫」はある程度隙間なく詰め込む

無駄な開閉はしない

扉を開け閉めする頻度も電気代に関係します。扉を開けるたびに冷気が外に逃げ、庫内の温度が上がるので再び冷やすために電力を消費することになるためです。無駄な開閉はなるべくなくし、扉を開けっぱなしにして作業をしないよう気をつけましょう。

例えば、通常の開閉条件(※)とその2倍の回数を行った場合の比較だと、年間約280円の節約になるようです。

※開閉条件:冷蔵庫は12分ごとに25回、冷凍庫は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒

開けている時間を短く

冷蔵庫を開ける前に考える。そういう人は中々いないと思います。大抵の人は冷蔵庫を開けて中身を見ながら今日の夕飯は何にしようか、なんて考えていることはありませんか。

実は開けている時間が20秒間の場合と、10秒間の場合を比較すると年間約160円の節約になるようです。できるだけ冷蔵庫の中身は覚えておき、必要な物を取ったらすぐ閉めるようにしましょう。もしくは、一瞬開けて中身を把握し、考えてから再び開けるのも手です。

温かい食品は冷ましてから入れる

調理したばかりの食品を熱いうちに冷蔵庫に入れてしまうと、周囲の温度も上げて庫内温度が上昇してしまいます。

そして再度、庫内を冷やすための余分なエネルギーがかかってしまいますので、温かい食品は常温まで冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫に無駄な負担をかけないことが大切です。

急速冷凍機能などを使わない

最近の冷蔵庫には素早くフリージングする急速冷凍機能などが備わっていることがあります。氷を今すぐ使いたいのにない、急速冷凍で急いで氷を作ってしまおうなんてことありますよね。

急速冷凍機能自体は便利であることは確かですが、必要以上にこうした機能を使うことは避け、なるべく通常の冷凍/冷蔵を使うように心がけましょう。急速冷凍ということは、それだけ電力を消費しているということです。

省エネ効果の高い冷蔵庫に買い替える

エアコンもそうですが、冷却/冷蔵/冷凍分野の技術革新は目を見張るものがあります。10年前、20年前に買った冷蔵庫を使っている場合は、新しい冷蔵庫に買い替えるとかなりの節電になります。

例ですが、パナソニックの最新冷蔵庫と10年前、20年前の冷蔵庫を比較してみました。

最新の冷蔵庫は年間の消費電力量がかなり抑えられているので、20年前の冷蔵庫と比較すると約16,000円も電気代が抑えられるようです。また10年前の冷蔵庫だとしても約5,000円も電気代が抑えられることから、効果絶大。買い替えに費用はかかりますが、長い目で見て最も効果のある節電対策はこの方法です。

また最新の冷蔵庫は、取り付けられたセンサーとスマホのGPS機能を連携してかしこく省エネできる優れものもあるようです。カメラが内蔵されており、スマートフォンで中身を確認できたりします。そうすると、無駄な開け閉めが減りますね。

庫内の収納量に応じて運転状況を切替えたり、生活リズムにあわせて運転を切替える機能付き冷蔵庫もあるようで、スマホと連動することで更なる節電が見込めます。

冷蔵庫を買い替えるときはサイズや使い勝手も大事ですが、今後はこのような節電機能がどれくらい充実しているかも検討事項にいれて比較して検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

毎日使う冷蔵庫を節電することができれば、以下の金額の年間電気代を効果的に節約することができます。

 設定温度の見直しで約1,670円
 設置スペースの見直しで約1,220円
 詰め込み過ぎを止めて約1,180円
 開閉回数を減らして約280円
 用が済んだらすぐ閉めて約160円

トータルで軽く年5,000円近い節約につながりますし、最終的には最新の冷蔵庫への買い替えで更なる節電も見込めます。
もちろん節電は地球のためでもあります。今日からできることも多いので、さっそく使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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