灯油ファンヒーターを動かすのに欠かせない灯油。これを灯油のポリタンクからファンヒーターに移す道具があるのをご存じでしょうか。
その名も石油燃焼器具用注油ポンプです。
ピンと来ていない方の方が多いかもしれません。赤いポンプのついた、灯油シュポシュポと言った方が伝わる方は多いのではないでしょうか。
灯油シュポシュポの正式名称は石油燃焼器具用注油ポンプ
灯油シュポシュポの正式名称は石油燃焼器具用注油ポンプと言います。今ではダイソーなどの100円ショップで簡単に手に入るようになりました。
意外とこの石油燃焼器具用注油ポンプの正しい使い方を知っている人は少ないのではないでしょうか。この赤いポンプ部分を何度も押してる方は居ませんか。こちら、正しく使えば一度のタイミングで押すだけで灯油を移し替えてくれるのです。
灯油シュポシュポ(灯油ポンプ)の正式名称と正しい使い方
灯油ポンプの正式名称「石油燃焼器具用注油ポンプ」について
「シュポシュポ 正式名称」で調べる人も多いですが、正式には「石油燃焼器具用注油ポンプ」や単に「灯油ポンプ」と表記されます。一般的にはシュポシュポという擬音語からそのまま呼ばれることが多く、名称が定着していることが分かります。
冬場に灯油ストーブやファンヒーターを使う家庭ではおなじみの道具、「シュポシュポ」。正式名称は知らなくても、見ればすぐに「ああ、アレね」と分かる人も多いはずです。
実はこの「シュポシュポ」、正式名称は「石油燃焼器具用注油ポンプ」です。JIS規格などにもその名称で記載されており、製品としてはポンプ式給油器具に分類されます。
灯油ポンプの使い方|正しく安全に給油しよう
灯油ポンプの基本的な使い方はとてもシンプルですが、正しく使うことで安全性が高まり、給油もスムーズになります。以下の手順で行いましょう。
- 灯油ポリタンクを平らで安定した場所に置きます。
- ポンプのホースの一方を灯油タンクに、もう一方をストーブや受け容器に差し込みます。
- ポンプのキャップがしっかり閉まっていることを確認します。
- 「シュポシュポ」とポンプを数回手で押して灯油を吸い上げます。
- 灯油が流れ出したら、自然にサイフォンの原理で給油が続きます。
- 必要な量になったら、ポンプのキャップを少し緩めて空気を入れ、流れを止めます。
使用後は、灯油のこぼれを防ぐためにポンプをしっかり乾かして保管しましょう。
この石油燃焼器具用注油ポンプの正しい使い方を文字で説明するのは少し難しいので、以下の動画をご覧ください。
こちらで正しい石油燃焼器具用注油ポンプの使い方をわかりやすく解説してくれています。
ただ、文字でもカンタンに使い方を説明します。
灯油が入っている容器を高い位置に置き、赤いポンプのつまみを回して締めます。真っ直ぐなホースを灯油に、もう一方を空の容器に入れます。赤いポンプを何度か押します。
それだけで勝手に灯油が高い位置から低い位置に流れてくるんです。たったこれだけの作業なんです。
灯油シュポシュポの保管方法
保管方法ですが、実は灯油ポンプ保管ケースが売っています。こちらに格納して倉庫などに保管しておくのがベストです。収納ケースは1,000円以内で購入することが出来ます。
ただ、灯油ポンプは100円ショップで販売している商品です。毎冬に買い直すくらいの心持でも良いのかもしれません。
雑に扱うと劣化してしまいますので、冬に使い終わったポンプを放置しておくと、来シーズンに使うことは出来ません。心配なのであれば、やはり買い直すことをオススメします。
よくある質問(FAQ)
- Q. 「シュポシュポ」の正式名称は何ですか?
- A. 正式名称は「石油燃焼器具用注油ポンプ」です。
- Q. 灯油ポンプの使い方を簡単に教えてください。
- A. 灯油タンクにポンプを差し込み、ポンプを数回押して灯油を吸い上げます。給油後は空気を入れて止めます。
- Q. シュポシュポにはどんな種類がありますか?
- A. 手動式、電動式、ワンタッチ式などがあります。手動式が一般的で安価です。
まとめ
動画で正しい石油燃焼器具用注油ポンプの使い方を理解できたと思います。誤った使い方をすると灯油を零してしまう恐れがありますので、正しい使い方をマスターしておきましょう。
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