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エネルギーミックスとは電気代や光熱費を見直して最適化することです

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2024年3月現在、電気代が高騰し社会問題となっています。電気代の請求を見て驚かれた人も多いのではないでしょうか。特に北海道は今、寒さが最も厳しい時期。オール電化の住宅の電気代は非常に高騰しています。実際、オール電化の戸建に住んでいる人の中には、1ヶ月の電気代が14万を超えたという人もいます。(3人家族の戸建オール電化住宅)

「電気の料金メニューになんてこれまで気にしたことがなかった」という方も多いかと思いますが、昨今の電気代の値上がりによって改めてご自宅の契約を見直してみたり、電気代について調べた方もいらっしゃるかもしれませんね。

電気料金の種類

電気料金には大きく分けて2種類あります。経済産業大臣の認可がなければ料金が変更できない【規制料金】と、各電力会社の判断で料金改定のできる【自由料金】です。

多くのご家庭でご契約されている大手電力会社(北海道ではほくでん)の従量電灯などは【規制料金】にあたり、値上げには政府の認可が必要なため簡単に値上げができませんが、大手電力会社の契約メニューの中でも、蓄熱式電気暖房機・温水器などの給湯・暖房システムをご利用される方用に従来からある料金メニューのほとんどは【自由料金】にあたるため、昨年12月からぐんと値上がりしており、夜間の電力を利用し光熱費がお得になるとされてきたこれらのプランでも電気代が高騰し、家計を圧迫する事態となっています。

その光熱費の値上がりへの対策として、2023年2月より政府より「激変緩和措置」として電力使用量に補助金が支給され始めました。

しかし、それでも他の地域より光熱費のかかる冬の北海道では、電気代が他エリアと比べて間違いなく高くなりますし、さらに報道によると6月から自由料金メニューが13%程度値上がりする可能性があるとも言われており、電力を主として使われているご家庭では当面苦しい状況が続きそうです。

エネルギーはエネルギーミックスがオススメ

従来より災害に強いといわれているエネルギーミックスを日本政府も推進しています。つまりガス・灯油・でんきを併用して利用していくことです。電気代高騰により、LPガスや灯油へ変更したいとの声をあげるオール電化のご家庭が増えているのも事実です。

もちろん使い方にもよりますが、前述の1ヶ月の電気代が14万を超えたというご家庭(3人家族の戸建オール電化住宅)を例に、それぞれの使用量を元にLPガス・灯油・でんきを組み合わせて使用したと仮定して算出すると、なんと約半額の6~7万円程度で済んでしまう計算になりました。(2024.3月料金での試算)

もちろんLPガスも灯油も値上がりはしていますが、両者ともに市場が比較的安定していることが電気に比べて安価になる要因となっています。実際に蓄熱式温水器・暖房機から標準的なガス・灯油設備に入れ替えを行った過去の施工事例をみてみると、燃焼器具本体と設置工事費、撤去費を含め合計約90万円前後の施工費がかかるため、すぐに元はとれません。

もちろん新しく導入される器具の種類や電気温水器の設置状況によって価格は変わりますが、蓄熱式電気温水器の買い替え時が迫っているという方は、ぜひ買い替えのコストがかかるこのタイミングを機に、少し料金を追加して、ガス・灯油・でんきを併用する状態へ転換することを強くお勧めしたいと思います。

実際、災害時にはガス・灯油・でんきなどエネルギー源が複数の方が対応力が高いため、2018年胆振東部地震を経験してからオール電化からの変更を考えるようになったとの声も聞かれます。また、子供に火の使い方を教えたい、家族に心臓のペースメーカーを入れることになったなどの理由から、IHコンロからガスコンロへ変更される方もいらっしゃいます。

ガス、電気、灯油は生活とは切っても切り離せない大事なエネルギーです。よく考えて選ぶことをオススメします。

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