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オール電化と電気ガス併用はどちらがお得なのか料金とメリット・デメリットを解説

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物価高騰だけでなく、光熱費も高騰している昨今、家計の見直しは必須です。そんな中、これから家を建てたり、リフォームをしたりする方もいらっしゃるでしょう。その際「オール電化」と「電気・ガス併用」どちらが良いのかは、慎重に考えたいところです。

そこで、今回は「オール電化」と「電気・ガス併用」のそれぞれの料金やメリット・デメリットをまとめました。果たして、最近話題の「オール電化」は、節約につながるのでしょうか。データをみながら、実際に確認してみましょう。

「オール電化」と「電気・ガス併用」の料金比較

では、「オール電化」と「電気・ガス併用」の、それぞれの料金を比較してみましょう。

オール電化の場合

オール電化住宅での年間使用量の平均光熱費は、1ヶ月あたり14,300円(2人家族)ほどです。世帯人数が増えるほど、料金も上がります。また、住居形態別にみてみると、一戸建ての16,400円ほどであるのに対して、集合住宅では12,900円ほどと、違いが出ています。

電気・ガス併用の場合

総務省統計局の「家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)」によると、光熱費の月平均額は以下のとおりです。

●電気代 1万317円
●ガス代 4648円
※2人以上の世帯

この結果から「電気・ガス併用」の場合の光熱費は、1ヶ月あたり14,965円になります。世帯人数や住居形態によっても光熱費は異なりますが、「オール電化」と「電気ガス併用」で比較すると、665円ほどの差がありました。

年間にすると「オール電化」のほうが、7980円ほど安くなります。ただし、最近は電気代が高騰しているため、今後の動向に注意が必要です。現状では「オール電化」のほうが割安ですので、節約につながるといえるでしょう。

実は地域によって逆転します

電気とガスの上記の料金比較には暖房費は含まれておりません。この暖房費というのが厄介で地域によって使用頻度が異なります。当たり前ですが、北の北海道では光熱費の暖房費が大部分を占めており、南の沖縄では暖房費はそこまで掛かりません。

北海道や東北などの積雪地方でオール電化にしてしまうと12月や1月の電気代で10万円を超えてくるケースが見受けられます。そうなると比較どころではありません。急いでガスもしくは灯油の契約をするか、太陽光発電を検討したほうが良いでしょう。

詳しくはエネルギーミックスとは電気代や光熱費を見直して最適化することですをご覧ください。

オール電化のメリット・デメリット

地域差はひとまず置いておいて、オール電化のメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

・光熱費を一本化できる
別にガス代を支払う必要がないため、手間の削減につながります。

・火を使わないため、安心
小さなお子さんや年配の方のいるご家庭では、火を使わない分、安心です。ただしIHでも、使い方によっては火災の原因になる可能性があるため、注意してください。

・災害時の復旧が早い
電気は、ガスや水道よりも復旧が早いとのデータがあります。さらに断水時には、エコキュート内の水を利用できるというメリットもあります。ただし、飲水はできません。

デメリット

・昼間に電気を多く使うと、光熱費が高くなる
一般的な電気料金プランは、夜間に比べると、昼間のほうが電気代は高く設定されています。そのため、昼間に多く電力を使う家庭では、光熱費が高くなるかもしれません。

・初期費用がかかる
ガス給湯器の初期費用が20万円程度なのに比べて、エコキュートは機種や設置条件にもよりますが、40〜70万円程度かかるとされています。さらに、エコキュートなどは設置に場所をとるため、十分なスペースが必要になります。

・停電時は使用できない
オール電化の場合、停電時には、電気はもちろん、お湯を沸かすこともできません。万が一のときに備えて、災害用カセットコンロなどを用意しておくと安心でしょう。

まとめ

「オール電化」と「電気・ガス併用」を比較すると、「オール電化」のほうが、光熱費が安くなることが分かりました。

しかし、地域や使い方によっては光熱費が高くなる可能性があるため、工夫して使うことがポイントです。例えば、なるべく夜に電気を使う(夜に洗濯するなど)ように意識することで、節約につながるでしょう。

しかし、一番大切なことは、ライフスタイルに合わせて選択することです。メリット・デメリットをしっかりと理解して、どちらがよいのかを考えることをオススメします。

ガスも電気も生活とは切っても切り離せない大切なエネルギーです。節約に限度があるからこそ、契約しているガス会社や電力会社を見直してみませんか。

電気は自分の好きな電力会社を選ぶことができます。ポイントがお得に溜まる会社もあるので、一度、調べてみてください。

ご希望に合った電気料金削減プランを確認してみる

あまり知られてしませんが、戸建て住宅であればガス会社も好きに選ぶことができます。ガス料金は会社によって大きく異なりますので、二年に一度のペースでガス会社を見直すことをオススメしています。

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