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石油ファンヒーターの灯油代の節約方法とメリット・デメリットについて解説

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コンパクトながらパワフルでいて、さらに持ち運びが簡単な石油ファンヒーター、何かと便利で家にあると安心ですよね。実際、冬の寒さが厳しい北海道や東北地方でも利用されているご家庭も多く、予備暖房として使用している、という方も多いのではないでしょうか。

そんな石油ファンヒーターのメリット・デメリットと、灯油代や電気代を節約しながら効率的にお部屋を暖める方法を解説します。

石油ファンヒーターのメリット・デメリットとは?

まずは石油ファンヒーターのメリットとデメリットを見てみましょう。メリットがあればデメリットもあります。全てを満たす商品は無いので、デメリットの方が大きいと感じたら違う商品に切り替えましょう。

石油ファンヒーターのメリット

石油ファンヒーターのメリットはいくつかあります。大型の石油ストーブには無いメリットです。メリットは大きく3つあります。

即暖性が高い

石油ファンヒーターの最大のメリットは、他の暖房器具と比べて即暖性があり、瞬時にお部屋を暖めてくれることではないでしょうか。点火スピードはメーカーやストーブの型式にもよりますが早いタイプで約40秒と、寒い季節にすぐにお部屋を暖めてくれるのはとても嬉しいですよね。

暖房器具は電気ストーブやエアコン等、様々ありますが北海道や東北地方の寒冷地でも石油ファンヒーターが支持されている、というのは暖房能力が高い証拠でもあります。

持ち運びが便利

パワフルな石油ファンヒーターですが、見た目がコンパクトでコンセントから電源さえとれれば場所を選ばないので使い勝手も抜群です。また小さいタイプでも約10畳~対応しており種類も豊富で、用途や部屋のサイズに合わせたストーブを選ぶことができます。メーカーによって異なりますが重さも小さいタイプで約8kg~と移動が容易にできるのも便利ですね。

暖房と加湿が同時にできる

寒い季節にどうしても気になるのがお部屋の「乾燥」。乾燥するとお肌のトラブルや静電気の発生、ウイルスや菌が体内に残ってしまいがちになるなど、体調面でも問題が発生しやすくなります。石油ファンヒーターは灯油を燃焼させた際に、燃焼によって発生する水蒸気も実は一緒に放出しているため、お部屋を温めるのと同時に加湿も行ってくれます。

同じ温度でも湿度が高いと体感温度も高くなるため、「湿度を高くする」というのは灯油代・電気代節約のポイントでもあります。ただし発生する水蒸気によって結露を助長してしまいますので、建物が傷みやすいという理由で賃貸物件等では石油ファンヒーターを禁止にしているという場合もあります。

石油ファンヒーターのデメリット

次はデメリットです。デメリットは大きく3つあります。

給油に手間がかかる

石油ファンヒーターのデメリットの一つとしてあげられるのが、灯油タンクを内蔵しているので定期的に給油を自身で行う必要があることです。

小さいタイプですと5Lのタンクが内蔵されており、1回の給油で約80時間の運転が可能となります。タンク容量が大きいものもありますが、大きい分、給油をする手間と灯油を扱うリスクも発生してしまいますので、その点も考慮しましょう。

換気が必要

石油ファンヒーターは排気を室内に放出するため、室内の空気が汚れるというデメリットがあります。また、換気を十分に行わないと不完全燃焼による一酸化炭素中毒の恐れもあるため、1時間に1~2回(1~2分)窓などをあけて換気を行うことが必要です。

換気をするとせっかく暖まったお部屋が寒くなると思うかもしれませんが、床や壁が暖まった状態だと元の温度に戻るのも早いのでご安心ください。

臭いが発生する

石油ファンヒーターは灯油を気化装置で空気と混合させ燃焼させるという仕組みですが、点火時と消火時に、燃焼せずに残ったガスが発生し、臭いの原因となります。臭いの感じ方には個人差がありますが、どうしても気になる方は点火時と消火時の換気を行いましょう。

また背面のフィルターが埃などで汚れていたりすると酸素が不足し、不完全燃焼の臭いの原因にもなりますので定期的に掃除を行いましょう。

灯油代・電気代の節約方法

省エネ機能の活用

各メーカーのよって呼称が違いますが省エネ機能が搭載されているファンヒーターであれば、灯油代、電気代の節約に繋がります。コロナであれば「小部屋モード」や「新ecoモード」、トヨトミは「エコモード」、ダイニチは「ecoおまかせモード」と様々です。

これらの省エネ機能は設定温度に対して温度を上げすぎず、室温が下がったら再点火等、自動でお部屋を快適な温度に保ってくれるのでオススメです。

サーキュレーターの活用

温かい空気は上の方に溜まる性質があるため、サーキュレーターや扇風機を天井に向けて使用したり、天井付近からしたに向けて使用したりすると、温かい空気を分散させ効率的にお部屋を暖めることができます。むやみに設定温度をあげてしまうと天井に暖気があるのに灯油をさらに無駄に使うことにもなるので、ストーブとサーキュレーターを併用し、効率的に温めることをオススメします。

設置場所

温風を効率的に循環させるためには、設置場所も重要となってきます。障害物となる家具等も避け、温風が循環しやすい工夫や経路を作ってあげましょう。また暖房損失割合の中で半分を占めるのが窓と言われ、窓からの冷気が室内の温度低下に繋がっています。そのため、冷たい空気をそのまま温風に変えてくれる窓付近に設置することもオススメです。

フィルター清掃

ストーブ裏のフィルターは、1週間に1度のペースで掃除をしましょう。フィルターに埃が付着したまま使用してしまうと必要な空気量が確保できず燃焼効率が低下し、しっかり暖めるほどの温風が出ず、弱い温風で天井ばかり暖めてしまうので、フィルター清掃はこまめに行うことが大切です。

シーズンオフ時の注意点

それではシーズンオフ、物置や倉庫にしまうときの注意点を見ていきましょう。来シーズンも心地良く使うために確認しておいてください。

タンク内の灯油に注意

石油ファンヒーターのタンク内に灯油が残っていたら、シーズンオフ前に使い切るか灯油用のポンプで吸い取りましょう。また灯油用のポリタンク管理も重要で、基本1シーズン内で使い切ることをお勧めします。

標準使用期間の確認

石油ファンヒーターの標準使用期間はコロナ・ダイニチ・トヨトミの3社とも製造年より8年となります。これを超えて使用されるとメーカーが定めた期間外となり、経年劣化による発火・怪我などの事故に至るおそれがあります。現在ご使用しているファンヒーターの経過年数を確認の上、買い替えなどの検討をしてみましょう。

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まとめ

昨今の電気代高騰の中、電気ストーブや電気ヒーターをご使用中の方はランニングコスト・暖房能力を考慮しても、石油ファンヒーターが断然オススメです。導入するかどうかお悩みの方は、上記のメリットとデメリット両方をぜひ参考にして検討してみて下さい。

もし、石油ファンヒーターをご使用の際は、サーキュレーターの使用や設置位置の工夫、省エネモードも使用して賢く効果的に使っていきましょう。

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