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灯油用ポリタンクの赤と青の色の違いや形の違いについて

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灯油を保管しておくポリタンク。実はポリタンクには様々な色が用意されています。では、灯油を保管しておくポリタンクは何色を使用すれば良いのでしょうか。今では様々なデザインのポリタンクが発売されています。今回は灯油のポリタンクについて調べてみました。

実は灯油のポリタンクは何色でも良い

灯油のポリタンクに明確な色指定はありません。JIS規格によって素材や着色の規定はありますが、何色でも問題ないんです。灯油のポリタンクは5L、18L、20Lの三種類が販売されています。また、メーカーによって形が異なるため、保管しておく場所に合ったポリタンクを用意することをオススメします。

東日本が赤のポリタンク、西日本が青のポリタンク

実は1960年代はポリタンクは白色で統一されていました。今のようにカラーバリエーションが豊富ではなかったんです。しかし、いつの間にかでは、東日本が赤のポリタンク、西日本が青のポリタンクとなっていました。どうしてポリタンクは赤と青が主流なのでしょうか。

どうして東西でポリタンクの色が違うのか

東日本では危険を意味する赤色のタンクが定着し、西日本では赤に比べて青色の塗料が安価だったため選ばれたようです。流石は天下の台所である大阪ですね。東日本、主に東北は積雪地帯のため、灯油を使用する頻度が多く、事故も多発したことから危険を意味する赤になったのではないかと思います。

北海道は青のポリタンク

では、どうして北海道は青色のポリタンクが主流なのでしょうか。それは西日本と同様に安価だから選ばれたのだそうです。大手のホームセンターが安価なポリタンクを発売し、それが北海道内に広まっていったようです。

ポリタンクの選び方

灯油のポリタンクは、品質保証の基準を満たし、定められた規格に適合した容器を選ぶことが大切。灯油は危険物なので、規格に適合した容器に保管するよう消防法によって定められています。適合していない容器で保管すると、灯油が劣化して暖房器具の故障などにつながることもあり危険です。

容器を確認し、日本の産業製品に関する規格「JIS」規格や、「日本ポリエチレンブロー製品工業会」や「KHK」(危険物保安協会)の推奨ラベルなどが貼ってあるかを目安に選びましょう。海外メーカーの場合、そのどちらもが貼ってありません。危険物の国際輸送に適合した「UN」規格や、ドイツ製なら安全性や機能の有効性を認証する「TUV」など、海外製品を購入する場合は良く調べてから購入してください。

ポリタンクの処分方法

ポリタンクの耐用年数は5年前後です。ポリタンクに耐用年数が表示してありますので、その耐用年数を守ってください。買い替えるとなると、古いポリタンクを処分しなければならないのですが、どのように処分するのでしょうか。

自治体にもよりますが容器包装プラスチックで処分できるようです。ポリタンクの原料はポリエチレン樹脂なのでペットボトルなどと一緒のため、勘違いしてしまいがちですが、容器包装プラスチックもしくは可燃ごみとして処分するのことが出来ます。

詳しい分別区分や細かい規定は自治体によって異なるため、お住まいの自治体のホームページやゴミパンフレットなどで事前に確認してみましょう。それでも分からなければ、自治体に直接お電話等で問い合わせると安心です。

その他にも自治体のごみ処分施設に持ち込んでも良いかと思われます。ただし、どちらの方法を選択するにせよ、処分する場合は中身を空にして捨てる必要があります。

まとめ

今では様々な色、様々な形のポリタンクが発売されています。可愛いから、使いやすいからと言って安易に選ぶのではなく、安全基準を正しく満たしているかを確認してから購入するようにしましょう。

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