「LPガスとプロパンガスって同じ?料金はどう違うの?」そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
本記事では、LPガス(液化石油ガス)=プロパンガスという前提から、その料金の仕組みや相場、高くなりがちな原因、そして節約のための対策方法まで、わかりやすく解説します。
LPガスとプロパンガスの違いとは?
結論から言うと、「LPガス」と「プロパンガス」は同じものを指しています。
- LPガス(LPG): Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)の略称
- プロパンガス: LPガスの中でも主成分がプロパンのガス
つまり、一般家庭向けに使われているガスは「プロパンガス」であり、それは「LPガス」の一種というわけです。
LPガス(プロパンガス)の料金の仕組み
LPガスの料金は、大きく分けて以下の2つの要素で構成されています:
- 基本料金: ガスを使わなくても毎月かかる固定費(機器管理・保安費など)
- 従量料金: 使用量に応じてかかる費用(1m³あたりの単価×使用量)
例)毎月のガス代 = 基本料金(1,800円) + 従量料金(500円 × 使用量)
都市ガスとの違いは?
都市ガスは「公共料金」に近く、地域で価格がほぼ統一されているのに対し、LPガスは自由料金制で、販売店ごとに料金が異なります。
LPガス料金が高くなりやすい理由
LPガスの料金が高いと感じる方が多い理由は以下の通りです:
- 自由料金制で価格にばらつきがある
- 契約内容が不透明なケースもある
- 供給設備の貸与料が料金に上乗せされていることがある
- 地域差・業者間差が大きい
特に賃貸住宅の場合は、ガス会社を自分で選べないため、相場より割高な料金設定になっていることも珍しくありません。
LPガス料金の相場(2024年現在)
全国平均で見た場合の、プロパンガスの料金相場は以下の通りです:
項目 | 全国平均 |
---|---|
基本料金 | 約1,800円 |
従量料金(1m³) | 約500円前後 |
※これはあくまで目安であり、地域や業者によって大きく異なります。
LPガス料金を節約する3つの方法
1. 節ガス器具を導入する
省エネ型の給湯器やコンロに変えることで、使用量自体を抑えられます。
2. ガス会社の見直しを検討する
同じエリアでも会社によって料金が2〜3割違うこともあります。
3. 一括見積もりサービスを活用する
エネピやガス屋の窓口などの無料サービスを使えば、複数社の料金を比較して、最安のガス会社に切り替えることができます。
よくある質問(FAQ)
Q. プロパンガスと都市ガス、どっちが安い?
A. 一般的には都市ガスの方が安いですが、プロパンガスも業者選び次第で安くなります。
Q. ガス会社は簡単に変えられる?
A. 持ち家であればほとんどの場合切り替え可能です。賃貸は大家さんの許可が必要になります。
Q. 今のガス料金が高いのか分からない
A. 料金明細を見て「1m³あたりの単価」を確認し、地域の平均と比較してみましょう。分からない場合は比較サービスを使えば自動で診断できます。
まとめ:料金が気になるなら、まずはガス会社の見直しを
LPガス(プロパンガス)の料金は、自由料金制だからこそ、見直すことで大きな節約につながる可能性があります。
毎月の光熱費を下げたいと感じている方は、まずは現在の料金が高いのかどうか、一括見積もりサービスを使ってチェックしてみることをおすすめします。
年間1〜3万円の節約になるケースも珍しくありません。
まずは気軽に診断してみましょう。
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