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コロナFF式石油暖房のアグレシオとフィルネオは何が違うのか比較検証したので解説

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アグレシオ(FF-AG6824H)とフィルネオ(FF-IR6824)は、コロナから販売されている大型寒冷地ストーブの最新モデルです。どちらもFF式輻射タイプで遠赤外線の力で室内を温めます。

では、アグレシオとフィルネオ、どちらを選べば良いのでしょうか。二機種の性能を比較してみましたので、こちらが購入の参考になれば幸いです。

アグレシオとフィルネオの基本情報

名称アグレシオフィルネオ
型式FF-AG6824HFF-IR6824
畳数木造18畳、コンクリート28畳木造18畳、コンクリート28畳
希望小売価格299,200円(税込)/td>

269,500円(税込)
暖房出力6.78~1.98kW6.78~1.98kW
サイズ高さ548×幅802×奥行284mm高さ600×幅696×奥行337mm
重さ23.0kg23.0kg

どちらも暖房の目安は木造で18畳・コンクリートで28畳まで対応しております。暖房出力も変わりません。そう考えたら純粋に安くてコンパクトなフィルネオを変えが良いんじゃないかと思うかもしれません。

どうしてアグレシオが大きく高いのか、わかりやすく解説します。

搭載バーナーが違う

アグレシオにはアグレシオバーナが搭載されていますが、フィルネオにはニュークイックリニアバーナが搭載されています。これにより、アグレシオは点火までが非常に早く、遠赤外線輻射量も15%ほど高くなっているようです。

また、アグレシオにのみ速暖モードが搭載されており、屋内をすぐに温めることができます。

デザインとサイズが違う

アグレシオはフロストパールホワイトダークウッドブラウンの二色展開、フィルネオはシャンパンホワイトグランドブラウンの二色展開をしています。

アグレシオは全面にデザインされているのに対し、フィルネオは銀の枠に囲まれています。サイズもアグレシオの方が大きいように見えますが、薄いのもアグレシオとなっており、その差は配管も含めて約5㎝となっています。フィルネオはフィルターが取り外ししやすく、お掃除が簡単です。

アグレシオとフィルネオの共通点と特徴

では、逆にアグレシオとフィルネオの共通点は何でしょうか。そちらも詳しく見ていきたいと思います。

FF式輻射タイプ

アグレシオもフィルネオもどちらもFF式輻射タイプのストーブです。FF式とは燃焼したガスを室外に排出する方式です。この機能により室内の空気を汚さず、快適な暖房ができます。そのため、排出口が積雪などで埋まってしまうと一酸化炭素中毒になる可能性があるため、非常に危険です。注意しましょう。

また、輻射タイプとは熱源から直接遠赤外線を放射して温める方式です。これにより空気ではなく物体や人体を直接温めることができます。空気も乾燥することなく湿度を保つことができるのもうれしいですね。美容や健康にもよさそうです。

アグレシオもフィルネオも独自の遠赤輻射技術で遠赤外線輻射量を増加しております。特にアグレシオは燃焼ガスの均一化を図ることで遠赤外線の輻射熱が15%も増加したとのことです。血行や代謝も良くなるので冬場の冷え性や肩こりにも効果があるかもしれません。

高性能ファン

アグレシオとフィルネオの両方に高性能ファンが搭載されています。風量や風向きを自動で調節してくれるファンです。これにより、室内の広さや形に合わせて最適で効率的な暖房ができます。隅々まで温めることができ、静穏性も高く自身で調節する手間が省けます。

タイマー機能

アグレシオとフィルネオの両方にタイマー機能が搭載されています。タイマー機能とはあらかじめ設定した時間にストーブを自動でオン/オフする機能です。これにより、起床する前に点火し部屋を暖めておくことや、就寝した後にストーブを消火することができます。

また、リモコンでも操作できるのでベッドに居ながらストーブを点火することも可能です。節電にもなるので非常にオススメの機能です。

まとめ

アグレシオとフィルネオの違いを説明しました。主に違うのは以下の点です。

  • 値段
  • サイズ
  • デザイン
  • 搭載バーナー

アグレシオはコロナだけではなく、日本で製造されている石油ストーブの中でトップクラスの性能を誇るモデルです。デザインも落ち着いており高級感があります。本体も薄く、置き場所に困らない印象です。

フィルネオはコストパフォーマンスが優れたモデルです。シンプルなデザインですし、厚みはアグレシオよりあるものの、サイズはアグレシオよりも小さくなっています。それでいて、同じ畳数を温めることができるのですから十分な機能は備わっています。

アグレシオもフィルネオも好みで選ぶのが良いと思います。少しでも高性能な石油ストーブを求めるのならばアグレシオ一択ではないでしょうか。

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