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4人家族の電気・ガス料金の平均額はいくらなのか

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月々の金額に変動があるとはいえ、光熱費は家計の中でも毎月必ず支出する費目の一つです。平均的な家庭の光熱費とどれくらい乖離しているかを比較検証することは、光熱費の節約を意識する上での第一歩になります。また、家族が増えればかかる費用はどれくらい多くなるのかも気になるところです。

そこで、4人家族と3人家族では水道光熱費にどれくらい違いがあるのかを検証します。

3人家族の光熱費

総務省統計局の「家計調査二人以上の世帯2021」によると、3人家族の水道光熱費の平均は2万2503円でした。内訳は、電気代が1万655円、ガス代が4930円、他の光熱費が1169円、上下水道料が5749円です。

なお、この場合の3人家族は勤労者世帯、世帯主が60歳未満の勤労者世帯、無職世帯の平均金額になります。そこで、勤労世帯、世帯主が60歳未満の勤労世帯、無職世帯に分けて見てみましょう。

勤労世帯の水道光熱費は2万1344円でした。内訳は、電気代が1万149円、ガス代が4919円、他の光熱費が829円、上下水道料が5447円です。世帯主が60歳未満の勤労世帯の水道光熱費は2万542円でした。内訳は、電気代が9847円、ガス代が4816円、他の光熱費が662円、上下水道料が5217円です。

無職世帯の水道光熱費は2万3928円、電気代は1万1126円、ガス代は4815円、他の光熱費は1788円、上下水道料は6200円でした。3人家族の水道光熱費の平均が最も高かったのは無職世帯で、費目別に見てもガス代以外は最も高くなっています。

4人家族の水道光熱費

同じ総務省統計局の「家計調査二人以上の世帯2021」を見てみると、4人家族の水道光熱費の平均は2万3477円でした。内訳は、電気代が1万1376円、ガス代が4882円、他の光熱費が754円、上下水道料が6465円です。

なお、この場合の4人家族は3人家族の場合と同様、勤労者世帯、世帯主が60歳未満の勤労者世帯、無職世帯の平均金額になりますので、それぞれ分けて見てみましょう。勤労者世帯の水道光熱費は2万2773円でした。内訳は、電気代が1万946円、ガス代が4805円、他の光熱費が674円、上下水道料が6347円です。

世帯主が60歳未満の勤労世帯の水道光熱費は2万2412円でした。内訳は、電気代が1万841円、ガス代が4727円、他の光熱費が624円、上下水道料が6220円です。無職世帯の水道光熱費は2万8577円でした。

内訳は、電気代が1万3711円、ガス代が4870円、他の光熱費が1917円、上下水道料が8080円です。4人家族の場合、水道光熱費が最も高かったのは無職世帯でした。

ただし、無職世帯は4人家族に該当する数値区分が4人以上で一まとめになっていることも、平均値が高くなった理由の一つと推測されます。

3人家族と4人家族では水道光熱費はどれくらい違うのか

3人家族の場合と比べて4人家族の水道光熱費の合計は974円、電気代は721円、上下水道料は716円高くなり、ガス代は48円、他の光熱費は415円安くなりました。

二人以上世帯の合計・勤労世帯・世帯主が60歳未満の勤労世帯のいずれも、ガス代と他の光熱費は3人家族のほうが4人家族より多くかかっています。

ちなみに、2人家族、3人家族、4人家族のそれぞれの水道光熱費を見てみると、光熱費の平均は2人家族が1万9168円、3人家族が2万2503円、4人家族が2万3477円で、家族の人数が増えれば水道光熱費は増えているものの、2人から3人の増え幅と比べて3人から4人の増え幅は少ないことが見て取れます。

家族が増えたからといって水道光熱費が大きく増えるわけではない

光熱費は人数が増えれば段階的に増えていきますが、人数に比例して増えるわけではありません。むしろ、ガス代や他の光熱費は3人家族のほうが4人家族より多くかかっていました。

光熱費の中でも電気代は水道光熱費の約半分と、最も多くの割合を占めています。水道光熱費の節約を考えるなら、電気代をいかに節約できるかがキーポイントになるといえるでしょう。

まとめ

光熱費の価格はガス会社・電力会社によって変わりますので、上記の料金はおおまかな目安ではあるものの、家族が増えたからといって水道光熱費が大きく増えるわけではないという結論に達しました。

しかし、物価も年々上昇し、円安の影響もあって燃料の輸入代金が高くなっています。ガスも電気も生活とは切っても切り離せない大切なエネルギーです。節約に限度があるからこそ、契約しているガス会社や電力会社を見直してみませんか。

電気は自分の好きな電力会社を選ぶことができます。ポイントがお得に溜まる会社もあるので、一度、調べてみてください。

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あまり知られてしませんが、戸建て住宅であればガス会社も好きに選ぶことができます。ガス料金は会社によって大きく異なりますので、二年に一度のペースでガス会社を見直すことをオススメしています。

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