日本は災害の多い国として有名です。夏には必ず南から台風が訪れ、北や日本海側は雪害が多く、そして日本全土で地震が頻発します。地震が起きるということは津波も警戒しなくてはなりません。
また、温泉が多いということは火山が多い国でもあるんです。最近ではゲリラ豪雨や洪水も少なくありません。そんな災害の多い日本ですが、対策は万全でしょうか。災害はいつ襲ってくるかわかりません。常に準備を整えておきましょう。
プロパンガスのメリットは災害に強いエネルギーということ
プロパンガスは戸建てにガスボンベが備えられています。なので、ガスボンベと配管に損傷がない限り、災害があっても使用することが出来るのです。
プロパンガスのガスボンベは厳しい検査基準が設けられており、また使用年数に応じて検査期間が短くなります。ボンベはよほどのことが無い限り損傷しません。
配管も都市ガスと比べて短く、報知器が反応していない限りは災害後も使用して良いと思われます。そのためにプロパンガス会社は保安点検を行っているのです。
被災して一番困ったのは電気とガスが使えないこと
被災時に困ったことは何ですか。という問いに対し、56.2%の人が「電気、ガスが使えない(照明や家電、スマートフォンが利用できない)」と答えたそうです。
その点、プロパンガスだと被災後も使用することが可能です。調理をすることも暖を取ることもできるのです。小さな子どもがいるご家庭は温かい食事が摂れるだけでも心の余裕が異なります。
北海道や日本海側北部の地域は特に用意が必要です。冬期に災害が起きた場合、寒さによる体調の悪化なども懸念されます。最悪、そのまま死に至ることもあります。プロパンガスが使えるだけで助かる命もあるのです。
また、今はLPガスで発電する装置も売られています。もしくはポータブル電源を用意しておくのも良いかもしれません。最低でもカセットコンロとカセットガスを用意しておきましょう。
防災を意識するのであればプロパンガスか太陽光発電を検討するのが良いでしょう。
被災時のプロパンガスのメリット
何といっても持ち運びが便利なのがメリットです。また、プロパンガスは各需要家ごとに個別に供給可能な「分散型エネルギー」です。
そのため、災害発生時にガスの供給が遮断された場合も、個別に調査・点検を行うことで 都市ガスや系統電力に比べて相対的に早く復旧させることができます。
東日本大震災のときも都市ガスや電気よりも早く復旧しております。避難所への供給も容易であり、給湯、煮炊きに加え、暖房、発電など行うためのエネルギー源として、活躍しました。
プロパンガスは被災者を支える重要なガス体エネルギーなのです。
ガスと聞くと危ないイメージがあるかもしれませんが、国や自治体の基準をクリアした容器やボンベ、ガスであれば電気と同等以上に安全だと思います。
では、どのエネルギーを選ぶのが良いのか
戸建てを建てる際、どのエネルギーを選ぶと良いのかは地域によって異なると思います。電力も高騰しつつある現在、日照時間が長く、雨量の少ない地域であれば太陽光発電をおすすめします。
逆に日照時間が短く、冬場は積雪が多い地域はプロパンガスもしくは都市ガスを選ぶのが良いと私は思います。ただ、もう一つ考えていただきたいケースがあります。
新築で家を建てる場合、事前にプロパン会社に相談すると吉
新築を建てる場合、事前にプロパンガス会社に相談するとエアコンやコンロなどをサービスしてもらえる可能性があります。
これは、プロパンガス会社が新規のお客さまを確保したいという思いからでしょう。
状況によっては複数年契約が必須になりますが、必ずプロパンガス会社と契約しなければならないのです。それならばお得な会社と契約を結ぶべきです。
プロパンガス会社は一契約で年間およそ20,000円の利益と言われています。10年で200,000円です。50,000円のビルトインコンロをプレゼントするくらい造作もありません。(仕入金額はもっと安いですし)
長く使ってくれればくれる程、プロパンガス会社は儲かるのです。最初に負担するくらい、プロパンガス会社はやってくれます。
もちろん、新築だけではありません。乗り換えや見直しでもプロパンガス会社は何らかのサービスを行ってくれます。私の属していた会社では商品券をあげていました。
今、プロパンガスを使用している人は見直すことを強くおすすめします。
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