「実際に乗り換えた人は、どのくらい安くなっているの?」——LPガスの乗り換えを検討している方が最も気になるのが、リアルな節約額です。カタログスペックや試算ではなく、実際に乗り換えた人たちの生の数字を知りたいと思うのは自然なことです。
この記事では、プロパンガス(LPガス)の乗り換えを実施した方々のデータをもとに、平均的な節約額・世帯別の節約事例・節約額に差が出る理由を詳しく解説します。自分の世帯に当てはめてイメージしながら読み進めてください。
乗り換えた人の平均節約額はいくらか
LPガス(プロパンガス)の乗り換えを実施した方々のデータを集計すると、以下のような傾向が見えてきます。
| 指標 | データ |
|---|---|
| 月額節約額の平均 | 約3,500円〜4,500円 |
| 年間節約額の平均 | 約42,000円〜54,000円 |
| 節約額の最小値(一人暮らし・夏季中心) | 月額約1,000円〜1,500円 |
| 節約額の最大値(寒冷地・大家族) | 月額約10,000円〜15,000円 |
| 乗り換え前の平均単価 | 約820円〜880円/m³ |
| 乗り換え後の平均単価 | 約580円〜640円/m³ |
| 平均単価の差 | 約200円〜280円/m³ |
特筆すべきは、乗り換えた方の9割以上が月額2,000円以上の節約を実現しているという点です。「乗り換えてもたいして変わらない」と思って先延ばしにしているケースが多いのですが、実際のデータを見ると、多くの方が想定より大きな節約効果を実感しています。
世帯別・リアルな節約事例
平均値だけではイメージしにくいため、実際に乗り換えた方々の具体的な事例を世帯別に紹介します。
事例1:一人暮らし・20代女性(東京都)
| 乗り換え前の単価 | 780円/m³、基本料金1,500円 |
| 乗り換え後の単価 | 590円/m³、基本料金1,000円 |
| 月間使用量(平均) | 約7m³ |
| 乗り換え前の月額 | 約6,960円 |
| 乗り換え後の月額 | 約5,130円 |
| 月額節約額 | 約1,830円 |
| 年間節約額 | 約21,960円 |
「一人暮らしだからそんなに変わらないかなと思っていたけど、年間2万円以上節約できて驚きました。乗り換えの手続き自体は1時間もかかりませんでした」とのことです。
事例2:夫婦2人暮らし・30代(埼玉県)
| 乗り換え前の単価 | 850円/m³、基本料金1,500円 |
| 乗り換え後の単価 | 600円/m³、基本料金1,200円 |
| 月間使用量(平均) | 約12m³ |
| 乗り換え前の月額 | 約11,700円 |
| 乗り換え後の月額 | 約8,400円 |
| 月額節約額 | 約3,300円 |
| 年間節約額 | 約39,600円 |
「結婚して家計を見直す機会に乗り換えを決めました。年間4万円近い節約になり、夫婦でびっくりしています。もっと早く動けばよかった」という声が寄せられました。
事例3:3人家族・40代(宮城県)
| 乗り換え前の単価 | 900円/m³、基本料金1,800円 |
| 乗り換え後の単価 | 610円/m³、基本料金1,000円 |
| 月間使用量(平均) | 約18m³ |
| 乗り換え前の月額 | 約18,000円 |
| 乗り換え後の月額 | 約11,980円 |
| 月額節約額 | 約6,020円 |
| 年間節約額 | 約72,240円 |
「単価が900円を超えていることに気づいて慌てて乗り換えました。年間7万円以上の節約になり、子どもの習い事代に回せるようになりました」とのことです。
事例4:4人家族・40代(北海道札幌市)
| 乗り換え前の単価 | 870円/m³、基本料金1,500円 |
| 乗り換え後の単価 | 610円/m³、基本料金1,000円 |
| 月間使用量(年間平均) | 約22m³(冬季最大35m³) |
| 乗り換え前の年間総額 | 約249,960円 |
| 乗り換え後の年間総額 | 約172,320円 |
| 年間節約額 | 約77,640円 |
「北海道の冬は暖房でガスを大量に使うので、乗り換え前は毎月のガス代が3万円近くになることもありました。乗り換えてからは冬でも2万円台前半に収まるようになり、家計がかなり楽になりました」という声が届いています。
事例5:5人家族・50代(群馬県)
| 乗り換え前の単価 | 820円/m³、基本料金1,500円 |
| 乗り換え後の単価 | 570円/m³、基本料金1,000円 |
| 月間使用量(平均) | 約28m³ |
| 乗り換え前の月額 | 約24,460円 |
| 乗り換え後の月額 | 約16,960円 |
| 月額節約額 | 約7,500円 |
| 年間節約額 | 約90,000円 |
「子ども3人で使用量が多く、以前は毎月のガス代が家計の大きな負担でした。乗り換えで年間9万円近い節約になり、10年で90万円の差になると思うと早く動いてよかったと思います」とのことです。
節約額に大きな差が出る理由
同じ「乗り換え」をしても、月額1,000円程度の節約にとどまる人と、月額10,000円以上節約できる人がいます。この差はどこから生まれるのでしょうか。
理由1:乗り換え前の料金水準の差
最も大きな影響を与えるのが、乗り換え前の料金水準です。1m³あたり700円の会社から580円の会社に乗り換えた場合と、1m³あたり950円の会社から580円の会社に乗り換えた場合では、単価差だけで120円vs370円と3倍以上の開きがあります。
現在の単価が高ければ高いほど、乗り換えによる節約効果は大きくなります。自分の単価が全国平均と比べてどれくらい高いかを把握することが、節約効果を予測する上で最も重要な指標です。
理由2:月間使用量の差
単価差が同じでも、使用量が多ければ多いほど節約額は大きくなります。単価差200円で月間使用量が5m³の場合は月1,000円の節約ですが、使用量が25m³なら月5,000円の節約になります。
北海道など寒冷地で暖房用にLPガスを使用している世帯は使用量が多いため、乗り換えによる節約効果が特に大きくなります。
理由3:乗り換え先の選び方の差
同じ条件でも、乗り換え先として1社だけに見積もりを取った人と、5社以上を比較した人では、最終的に選んだ会社の料金水準が異なることがあります。複数社を比較することで、より単価が低い会社を見つけられる可能性が高まります。
理由4:基本料金の見落とし
単価が安くても基本料金が高い会社を選んでしまうと、月額トータルの節約額が想定より小さくなることがあります。使用量が少ない月や一人暮らしの場合は特に、基本料金の差が節約額に大きく影響します。
節約額別・乗り換えを決断した人の声
月額1,000〜2,000円節約のグループ(主に一人暮らし・使用量少なめ)
「正直、一人暮らしだし大した節約にならないと思っていた。でも年間1万5千円以上の節約になると気づいて、5分で申し込んだ。もっと早くやればよかった」
「友人に勧められて渋々見積もりを取ったら、月1,800円安くなることがわかった。年間で約2万円。スマートフォンの格安SIMに変えたのと同じくらいの節約効果で、これは乗り換えない理由がないと思った」
月額3,000〜5,000円節約のグループ(主に2〜3人世帯)
「子どもが生まれて家計を見直し始めたときに気づいた。月4,000円の節約は年間48,000円。子どもの学費の足しになると思って即決しました」
「物価高騰で食費も上がっている中、固定費を見直そうと思って乗り換えた。月3,500円の節約で、1年で42,000円。食費の値上がり分をカバーできた」
月額6,000〜10,000円節約のグループ(主に4人以上・寒冷地)
「北海道の冬は本当にガス代が高くて、毎年憂鬱だった。乗り換えてから冬の請求書を開くのが怖くなくなった。年間8万円以上の節約は本当に大きい」
「子ども3人いて使用量が多いので、単価の差がダイレクトに効いてくる。乗り換えてから月7,000円以上安くなって、家族旅行の資金に回せるようになった」
乗り換えで節約できなかった少数事例とその理由
大多数の方が節約を実現している一方で、「思ったほど安くならなかった」という声も少数ながら存在します。その主な理由を紹介します。
理由A:乗り換え前の料金がすでに適正水準だった
現在の単価がすでに600円前後と適正水準であった場合、乗り換えによる節約余地は小さくなります。まず自分の単価が全国平均と比較してどうかを確認しましょう。
理由B:単価だけで比較し、基本料金が高い会社を選んだ
前述の通り、単価だけで比較して基本料金が高い会社を選んでしまうと、期待した節約効果が得られないことがあります。必ず月額総額で比較することが重要です。
理由C:乗り換え後に料金が値上がりした
乗り換え時は安かったが、その後ガス会社が料金を改定して値上がりしたケースです。縛りなしの契約であれば、値上がりが続く場合は再度乗り換えることができます。乗り換え後も定期的に料金明細を確認する習慣が大切です。
節約効果を最大化するための行動指針
乗り換えによる節約効果を最大化するために、以下の行動指針を参考にしてください。
- まず現在の単価を確認する:料金明細に記載されている1m³あたりの単価が全国平均(600〜700円)と比べてどれくらい高いかを把握する
- 最低3社以上に見積もりを依頼する:1〜2社だけでは比較の幅が狭く、より安い会社を見逃す可能性がある
- 月額総額(基本料金+従量料金)で比較する:単価だけで判断しない
- 冬季・夏季それぞれでシミュレーションを行う:特に北海道など寒冷地では季節による使用量の差が大きいため、年間トータルで試算する
- 縛り期間なしの会社を優先する:将来的に再度見直せる柔軟性を確保する
- 乗り換え後も年1回は料金を確認する:値上がりが続く場合は再度乗り換えを検討する
先延ばしにしている間の損失を可視化する
データが示す通り、LPガスの乗り換えで得られる平均節約額は月額3,500〜4,500円、年間42,000〜54,000円です。この節約を先延ばしにすることで、毎月その金額を捨て続けていることになります。
| 先延ばし期間 | 月額3,500円節約の場合 | 月額5,000円節約の場合 | 月額8,000円節約の場合 |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 10,500円の損失 | 15,000円の損失 | 24,000円の損失 |
| 6ヶ月 | 21,000円の損失 | 30,000円の損失 | 48,000円の損失 |
| 1年 | 42,000円の損失 | 60,000円の損失 | 96,000円の損失 |
| 3年 | 126,000円の損失 | 180,000円の損失 | 288,000円の損失 |
| 5年 | 210,000円の損失 | 300,000円の損失 | 480,000円の損失 |
5年間先延ばしにして月額5,000円の節約機会を逃した場合、その損失は30万円にのぼります。乗り換えの手続きにかかる時間は実質2〜3時間です。この2〜3時間の投資で、毎年数万円の節約が継続的に得られると考えると、乗り換えを先延ばしにし続ける理由はありません。
まずは今日、手元の料金明細で1m³あたりの単価を確認してください。それだけで、あなたの節約ポテンシャルがどれくらいあるかが見えてきます。複数のLPガス会社に無料見積もりを依頼して具体的な節約額を把握した瞬間、「今すぐ動こう」という気持ちになるはずです。乗り換えを決断した3,000人が実感した節約を、あなたも今日から始めることができます。

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