【レンブとは？】味・栄養・食べ方・入手方法まで解説！注目の熱帯フルーツを徹底紹介

レンブとは？見た目や名前の由来

レンブ（英語名：Water Apple／Java Apple）は、東南アジアを中心に栽培されている熱帯フルーツです。マレーシアやインドネシア、タイ、フィリピンなどで広く食べられており、果実はラグビーボールのような形をしており、赤〜ピンク色のツヤのある果皮が特徴です。

日本では「ワックスアップル」「ジャワアップル」「ローズアップル」とも呼ばれることがあります。

レンブの最大の特徴はシャリッとしたみずみずしい食感です。梨やリンゴに似た歯ごたえがありますが、甘さは控えめで、非常にあっさりとした味わい。

水分が豊富で口当たりがよく、暑い地域では喉を潤す果物として重宝されています。加熱せず生でそのまま食べるのが一般的で、塩や梅パウダーなどをかける食べ方も人気です。

レンブは水分が90％以上と非常に高く、低カロリーな果物です。それだけでなく、美容や健康にうれしい栄養素も含まれています。

このように、レンブは体にやさしいフルーツとして注目されています。ダイエット中のおやつや、暑い日の水分補給にも最適です。

レンブは皮ごと食べられ、種の周りを避けてナイフでカットして食べます。以下のような食べ方もおすすめです。

レンブのあっさりした風味は、和食やアジア料理との相性も良く、アイデア次第で幅広く活用できます。

レンブは熱帯〜亜熱帯の地域で通年生産されていますが、現地では雨季明けから乾季にかけてが最も甘くて美味しい時期とされています（例：タイでは2〜5月が旬）。

主な産地は以下の通り：

レンブは日本国内ではまだ知名度が高くない果物ですが、以下の方法で入手可能です。

ただし、輸入品は鮮度が落ちやすいため、購入の際は状態をよく確認しましょう。日本ではまだ希少な果実のため、価格はやや高めです。

レンブは他の果物と混同されやすいこともあります。以下の比較を参考にしてください。

どれも水分が豊富でさっぱりした味わいという共通点がありますが、レンブ独自の清涼感は一度食べると癖になります。

レンブはまだ日本ではあまり知られていない果物ですが、そのみずみずしい食感と爽やかな風味は、一度食べたら忘れられない魅力があります。ビタミンCや食物繊維も豊富で、美容や健康にも効果的。

現地では日常的に食べられているフルーツですが、日本でも徐々に注目されつつあります。機会があれば、ぜひ一度味わってみてください。