キワノ(ツノニガウリ)とは?栄養・効能・食べ方までまるごと解説【珍しい南国フルーツ】
キワノ(別名:ツノニガウリ)は、その見た目のインパクトと独特な風味から近年注目を集めている南国フルーツです。日本ではまだ馴染みが薄い果物ですが、スーパーや通販サイトで見かける機会も増えてきました。
この記事では、キワノの栄養素や効能、美味しい食べ方、保存方法から国産での栽培事情まで、徹底的に解説します。
キワノ(ツノニガウリ)とはどんな果物?
キワノはウリ科の植物で、学名はCucumis metuliferus。果皮には角(ツノ)のような突起があり、黄色やオレンジに熟すとまるでトゲ付きの卵のような見た目になります。
このユニークな外見から「ホーンメロン(Horned Melon)」や「アフリカン・ホーン・キューカンバー」とも呼ばれています。
原産地はアフリカのカラハリ砂漠周辺とされ、乾燥に強く育てやすいため、アメリカやニュージーランドなど世界中で栽培されています。
キワノの味は?風味と食感
キワノの果肉は緑色のゼリー状で、キュウリやライム、バナナのような淡い甘みと、少しの酸味を持ちます。種が多く、ツブツブとした食感も特徴的。
ヨーグルトやスムージーに混ぜると爽やかさが引き立ち、食べやすくなります。
キワノの栄養素と健康効果
見た目だけでなく、栄養価も高いキワノ。その健康効果は以下の通りです。
- βカロテン(ビタミンA):皮のオレンジ色に含まれ、視力や肌の健康維持に効果。
- ビタミンC:免疫力アップや疲労回復、美肌効果も期待できます。
- カリウム:塩分を排出し、むくみ予防や血圧の安定に。
- 食物繊維:腸内環境を整え、便通改善に役立ちます。
キワノの食べ方
キワノはそのまま縦にカットし、スプーンですくって食べるのが一般的です。
おすすめの食べ方:
- ヨーグルトにトッピング
- フルーツスムージーに混ぜる
- サラダに彩りとして加える
果肉の中にある種も食べられますが、口当たりが気になる場合は取り除いても構いません。
キワノの保存方法
未熟なキワノは常温で追熟し、果皮が黄色〜オレンジに変化したら食べ頃です。完熟後は冷蔵庫で保存し、3〜5日以内に食べきるのが理想的です。
日本での栽培と入手方法
温暖な気候を好むキワノは、日本でも一部地域で栽培されています。家庭菜園向けに苗や種も販売されており、夏場には直売所などで見かけることも。
購入方法:
- 輸入フルーツ専門のスーパー
- Amazon・楽天などの通販
- 産直サイトや青果直売所
価格帯は1個あたり500円〜1,000円ほどが一般的です。
美容やダイエットにもおすすめ
キワノは低カロリー・高栄養価で、ダイエットや美容意識の高い方にもおすすめ。ビタミンCとβカロテンによる美肌効果、食物繊維による整腸作用も期待できます。
見た目もユニークなので、SNS映えを狙いたい方にもぴったりです。
キワノを使った簡単レシピ
- キワノスムージー:バナナやヨーグルト、はちみつと一緒にミキサーで。
- キワノとミントのサラダ:清涼感のあるサラダに。
- デザートプレート:他のフルーツと一緒に盛り付けて目にも楽しい一皿に。
まとめ:キワノの魅力を楽しもう
キワノ(ツノニガウリ)は、見た目のユニークさと高い栄養価が魅力の南国フルーツ。まだ知られていない果物だからこそ、食卓の話題にもなります。
スーパーや通販で見かけたら、ぜひ一度試してみてください。
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